- 井口高校出身 M・Yさん
- 北九州市立大学 文学部 合格
私は高校2年生の夏に啓仁館に入りました。
高校3年間で、とにかく定期考査で点を取り成績を少しでも上げるように努力してきました。それは受験生となった時、推薦という選択肢もできるからです。
私は3年生の秋に推薦を受けることを決め、英語と国語の小論文の対策を始めました。今まで小論文を書く機会もなく、推薦入試まで短期間だったので正直何からやっていいのかまるで分かりませんでした。そこでまず、小論文とは何かという初歩的なことから始め、あとはひたすら過去問を解き、先生方に添削して頂きました。先生方からのアドバイスは漏らさずメモをし、それを参考に繰り返し文章を書きました。また、英語の小論文の対策としては単語、文法の学習に加え、英字新聞などを読むようにしました。
共通テストの勉強と小論文の勉強を両立させるのは大変でしたが、小論文の勉強の中で国語、英語ともに文章を読み解く勉強にもなりましたし、各教科テキストを開き、ひたすら問題を解いていく勉強とは違い、文章を書くという小論は気分転換にもなりました。
先生方からは、書いた小論文に対し厳しい評価を受け、気分が下がることも多々ありましたが、その言葉のおかげで「気持ちの持ちようで結果は左右される、それに屈しない」という思いを持って日々頑張ってきました。
最後まで諦めず取り組み、よい結果を出すことができて本当に良かったです。挫けそうになった時、先生方やTAさんからの声かけで笑わせてもらい、気持ちが晴れることも度々ありました。厳しい中にも温かい場のあった啓仁館で学ぶことができ良かったです。ありがとうございました。