- 廿日市高校出身 H・Kさん
- 北九州市立大学 外国語学部 合格
私は高校2年生の秋頃に集団授業が受けられる塾に通いたいと思い友達に紹介してもらい啓仁館に入塾しました。啓仁館で出会った先生方、TAの方、友人の支えで大学に合格できたと思っています。受験を通して本当に沢山の大切なことを学びました。
元々勉強は人よりも出来ない、したいこともない、行きたい大学、興味のある学部もないという状況で、受験のスタートダッシュを切りたいのに方向性が定まらず、ずっともやもやして勉強していました。そんな時に担任だった音野先生との面談で「国際系に行きたいんでしょ?」と言われました。自分の中では「きっと国際系の学部に行きたいけど英語が得意でない、むしろできないくらいの自分が行きたいなんて言えない」と思っていましたが、音野先生にそう言われて自分で選択肢を無くしていたことに気付かされました。そこからは、絶対に北九州市立大学の外国語学部英米学科に行くんだ!と決めスタートを切れました。しかし、秋頃まで基礎の勉強をしている間も模試の結果はE判定ばかりで精神的にずっとしんどかったです。そのような時でも、音野先生はどんな結果が返ってきてもマイナスな言葉は言わなかったしこれで良いと立ち止まらないように引っ張ってくれました。また、友達のようになんでも話せる向井先生は私が吐いた弱音を全部受け止めて聞いてくれました。そして自習室にいると久保田先生が必ず声をかけてくれました。先生方のおかげで夏は何とか乗り越えられたと思います。どんなに勉強がしんどくても、塾に行けば先生がいて事務の方がいて一緒に頑張る友達がいるということが日々のモチベーションになっていたと思います。
なんとか第一志望に手が届きそうになった頃に共通テストを迎えました。本番は今でも記憶ないくらいに緊張し、自己採点の結果はE判定でした。やっとCやB判定が出ていたのに振り出しに戻ったかのような判定を取り、やはり第一志望は共通テストの比率が高いということもあり学校でも塾でも厳しいといわれ英語を勉強できる他の大学を受験するべきか凄く悩みました。しかし、北九州市立大学の外国語学部に入るということは曲げたくなかったので学科を大幅に変え、中国語学科に出願しました。ここの学科も判定はDだし2次試験で7割の点数を取らないと落ちるだろうと言われ朝起きてから夜寝るまでひたすらに勉強しました。塾や学校で沢山沢山添削をお願いしました。結果は合格でした。沢山の人にいろんな意見をもらって頼って添削してもらって相談を聞いてもらい、アドバイスをもらって実行するというのが私の合格にとって大きかったと思います。共通テストを受けて、少しも考えていなかった大学・学部・学科に行くことになることもあると思います。でも一生懸命頑張って勉強して入った場所はたとえ第一志望ではなかったとしても第一志望に自分で変えられます。思いもよらなかった中国語を勉強している私も、今ではとても充実した大学生活を送っているし勉強も楽しいです。周りと比べてしまったり精神的にしんどくなったりしたときは啓仁館の先生はもちろん周りの人に沢山頼って頑張ってください!